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IQの高さと幸福は比例するとは限らない。~認知能力と非認知能力~ [教育&学習の話]


冒頭の記事はウォールストリートジャーナルに掲載されていたもので、「過保護は禁物、逆境を克服させることで子供は成功に近付く」という記事です。

大雑把にまとめると、こんな感じでしょうか。

・認知力、つまりIQなどのテストで測定される知能の開発には、早期に実践するのが効果的
・しかし、最近では今季良さ、自制心、好奇心、良心、気概、地震といった非認知能力の獲得が注目されている
・調査によると、年収、失業率、離婚率、違法ドラッグの使用など、知性の高さは関係なく
むしろ、心理学的な性質、もしくは非認知能力が重要
・子どもたちのやる気や忍耐力といった資質を発達させるために親ができることは、過保護になりすぎないこと

要約すると重要なエッセンスは抜け落ちてしまいますし、概して要約は「なんだ、そんなものか」と思ってしまいがちなので、気になるキーワードがありましたら、ぜひ記事を読んでみてください。

さて。

IQが高く、いかに頭が良かったとしても幸せになるとは限らない。
犯罪を犯してしまったり、自虐的・他虐的な行動をとってしまえば、その人生は閉ざされてしまうかもしれない。

確かに、それはそのとおりだと思います。


ちょうど昨日のことですが、ドラマGTOの最終回でした。
その中で、こんなセリフを主人公教師が発していました。


「偏差値とか、目で見えるものばかり見てないで、ちゃんと子供の心を見ろよ」


数値は判断材料としてわかりやすい。

私たち大人も、仕事を行うなかで、時間であるとか、売上であるとか、コストであるとか、色々な“数字”に追い立てられ、制限されています。


子どもの心を見るとは、言うほど簡単ではないのですが、それでもそれが大事であることは、皆さん共通して共感できるのではないでしょうか。


「じゃあ私たちはどうしたらいいの?」

どうしたらいいんでしょうね?


ちなみに、先ほどのドラマではこんな事も言っています。


「親は、子どもが一番最初に出会う先生なんだ。親から最初に“愛”ってものを学ぶんだよ  だから他人の痛みがわかる、喜びがわかるようになるんだよ」

「親子が寄り添う時間に、無駄なんかこれっぽっちもないんだ」

[曇り]  [曇り]  [曇り]

子は親がなくとも育ちますが、親は子がなければ育たない。
もしかしたら、子どもの育児・教育って、親のためのものかもしれませんね。

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