世界を5分間黙らせた、伝説のスピーチ

伝説のスピーチって、ご存知ですか？


1992年、リオで行われた環境サミット。

これは、環境と開発をテーマとする首脳レベルでの国際会議です。まさにトップレベルが集まった場なわけです。

その世界中の指導者が集まる場で、若干12歳の少女が行った、たった6分間のスピーチ。


そのスピーチを見た人々に強い印象をあたえ、やがて伝説のスピーチと呼ばれるようになりました。


若干12歳の少女ですよ？

壇上にあがる少女を目にした人々は、最初は微笑ましく思ったでしょうね。ちょっとしたインターバルというか、もしかしたら余興のように感じたかもしれません。


しかし、彼女が語り始めるや、またたくまに世界を5分間、沈黙させたのです。

古い映像なので見にくいかもしれませんが、それがこれです。


子どもには子どもなりの、大人にはない力があるんですね。
時に、それは大人を凌駕する。


このスピーチは書籍にもなっています。
65ページという分量で、手に取りやすく読みやすい。


結構注目されたので、書店で目にされた方も多いかもしれませんね。

かわいい表紙の本です。

あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ

• 作者: セヴァン カリス=スズキ
• 出版社/メーカー: 学陽書房
• 発売日: 2003/07
• メディア: 単行本

さて、スピーチが行われたのが92年。

今からちょうど20年前です。
開催されたのは6月なので、ちょうどこの時期ですね。

20年たって、私達はどのくらい進歩したのでしょうか？


ちなみに、この環境サミット（地球サミット）、今年は再びリオで開催されます。来週、20日あたりから行われるのではないでしょうか。


そして、これから20年後は、2032年ですね。

そのときには、今をどう振り返っているのでしょうか。

前に進んでいるといいですね。

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