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ご先祖様は、どんな人? [こよみ&年中行事の話]

もう8月も半分を過ぎて、熱い夏もいよいよ後半戦に入ります。


8月の真ん中は、多くの地域でお盆の時期に重なります。


お盆は、祖霊と一緒に過ごす時。帰省され実家でゆっくりとー子どもがいれば、本当にゆっくりするのは無理な話だがー過ごされた人も多いかと思います。


さて、ここで質問です。


Q・・・あなたの父母の名前は、な~んだ?



答えられます・・・よね?


身近な家族です。
では、次のような質問には答えられるでしょうか?
全てあなたの父母に関しての、質問です。


・好きな食べ物は?

・嫌いな食べ物は?

・好きな場所は?

・少な言葉は?

・今年でいくつ?生年月日は?

・干支は?

・仕事の内容は?

・趣味は?

・どんな雰囲気?受ける印象は?



どうでしょう?
いくつ答えられたかな?

さて、次の質問です。

Q・・・あなたの父母の、そのまた父母(祖父母)の名前は?

Q・・・さらにそのまた祖父母(曽祖父母)の名前は?

Q・・・さらにそのまた・・・。



ふと、不思議に思ったことがあります。
自分にとっての親は、とても身近な存在。
影響を受けないわけがない。私の中には彼らの血が流れている。

でも、その“とても身近な存在”の、さらに“とても身近な存在”である、祖父母については、以外なほど多くを知らない。

たかだかひと世代繰り上がっただけなのに。

さらに、その父母(曽祖父母)となると、ヘタをしたら名前すらわからないこともありえる・・・。


1つ言える確かなことは、私たちは彼ら彼女らがいなければ、その存在すらなかったということ。連綿とつながってきている血筋。“とても身近な存在”を1つ2つと繰り返すだけで、他人ともいえるほど遠く離れてしまう。


反対に、自分の子供たちについて考えてみよう。

我が子はかけがえのない存在だ。

その子供の子、つまり孫も、同じくかけがえのない存在になる。ひ孫だって。


私の血の先にある子どもたちの存在が、軽いわけがない。ならばその逆も、きっとそう。

自分につながる糸を、これまで手繰り寄せたことがなかったということに気がつきました。


夏休みの帰省や、お盆やお彼岸という行事のときに、ぜひご自身の親の親の・・・つまりご先祖様に思いを馳せてみてください。
あなたが思いを馳せることを、きっと喜んでくれるはず。



実はですね、私はさらに一歩進めています。

どうしてもご先祖様がどんな人だったのか気になり、調べてみました。

名前を知るのは、わりと簡単です。
お位牌や、お墓に書かれているので。
有料なら除籍謄本などで調べることもできますが。


名前がわかると、意外な発見があります。


例えば、ご先祖様が住んでいた地域の神社の石碑に、ご先祖さまの名前が彫られていたり、図書館などで閲覧できる古い文書のなかに名前があったりと・・・。


ま、ここまではやらずとも・・・。


今という私を起点に、過去と将来をつなげたいですね。

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タグ:お盆
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