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子供を反省させてはいけない!? [悩みの種、解決策を考える]

ついつい子供に対してキツイ物言いをしてしまった。

悪さをした子どもを叱ったあと、もしかしたらこの子を傷つけるような言い方をしてしまったかもしれないと猛烈に反省しているとき、偶然こんな本を見つけました。

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

  • 作者: 岡本 茂樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/05/17
  • メディア: 単行本


見つけたと言っても、本を読んだわけではありません。

ネットで何気なくアマゾンを覗いていて、偶然気になったのです。

そこで、レビューを読んでみると次のようなくだりが。
少し長いけど引用します。

<「一生懸命に頑張って子育てをしたい」といいます。
(略)しかし、問題は、彼らが「頑張る」という意味をどうとらえているかにあります。
「頑張る」子育ては、「しっかりとした子供に育てよう」という意識と容易に結びつきます。そして、「しっかりとした子供」とは、「我慢が出来ること」「一人で頑張ること」「弱音をはかないこと」「人に迷惑をかけないこと」の出来る子供をを育てるパターンになりがちです。
なぜなら、今の若者たちの多くがそういわれて育てられてきたからです。(略)これらの価値観は、子供に(大人にとって)生き辛さを与える側面があることに気づいている人は少ないでしょう。「我慢ができること」は、見方を変えれば、「自分の気持ちを出さ(せ)ないこと」になります。するとストレスがたまっていき、爆発(犯罪か心の病気)を引き起こすことになります。また、我慢することは、「人に頼らない態度」を身につけることになり、他者との間に良い人間関係を築けなくなります。>

以上、引用です。

がびーんときました。

確かにそうかもしれない。
良い子ってなんだろう。

そんな気がないとしても、子供を苦しめることになっていたとしたら、それってとても不幸だし、悲しいことだと思う。子供の幸せを願わない親はいない。


・・・と、本を読んでもいないのに、レビューを読んでいる段階で痛烈に反省している私はかなりの末期症状かもしれない。

ちょっと興味をひかれる本でした。
買って読んでみようかな。

ちなみに↓は私の尊敬する南直哉師の本。
子どもに生きにくい思いは、させたくないな~。

なぜこんなに生きにくいのか (新潮文庫)

なぜこんなに生きにくいのか (新潮文庫)

  • 作者: 南 直哉
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/09/28
  • メディア: 文庫



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