睡眠と子どもの行動障害

寝る時間が不規則な子供は、行動障害を起こしやすい・・・なんて研究がアメリカの小児科専門誌に掲載されたようです。しかもこの行動障害は生涯にわたる可能性があるそうで・・・なんか怖いですね・・・。

「研究によると、生涯にわたる可能性がある行動障害の原因は、幼少期の不規則な就寝時刻にあるという。しかし、幼少期を通して不規則な就寝時刻を維持しない限りは、症状が悪化することはなく、規則的な時刻に就寝することを習慣づけるようになった場合には、症状に明らかな改善がみられるという。

研究は、不規則な就寝時刻は、体内時計を混乱させ、睡眠不足を招き、脳の発達と一部の行動を制御する能力を低下させると説明している。」

ようは脳が時差ボケ状態になっていしまい、非常に不安定になる、ということのようです。

まあ、何となく想像つくというか、わからないでもないですよね。


別の記事にですね、
「なぜ人間が人生の約3分の1を寝て過ごすのか」
ということについての論文が取り上げられていまして。

それによると、人間が寝ている間に、どうやら脳は頭の中の老廃物を排出していて、
それによって疾患を防いでいるという、
そんなこともやっているらしいんですね。

記事ではこんなふうに説明してます。

「眠りに入った後の脳は、施設の照明が消えた後に清掃員が廊下の掃除を始めるようなもの」
※記事

脳ってすごいですね。
でもって、睡眠ってやっぱり大事なんです。

人気タレントの武井 壮さんが、以前テレビで1時間しか寝ていないと実証されていましたが、武井さんが心配ですね。
でも、色々と常軌を逸した人（超人）ですから、きっと大丈夫なのでしょう。
というか、眠りの質が他人とは違うのでしょう、きっと。

ともかく、一般人の私たちにとって眠りは非常に重要であり、育ち盛りで学校やら何やら色々と抱えている子供達にとって、人生を左右するほどのものなのです。

子どもの寝る時間を決めてあげる。で守るように環境を整えてあげる。
これだけなら、シンプルで簡単ですよね。
まぁ、眠れないとか時間がないとか、色々と問題は（特に大人の側に）あるかもしれませんが・・・。

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