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フランス大統領が宿題廃止を提案。その背景と真意は? [教育&学習の話]


5月に当選したフランスのオランド大統領。教育問題を大きな課題の1つに位置づけていましたが、先日なんとも大胆な提案をされたそうで・・・。

<オランド大統領は、パリのソルボンヌ大学で開かれた公立学校についてのフォーラムで行った演説の中で、家庭で勉強する環境が整っていない子供がいる中で教育の機会均等を促進するため、学校の勉強は学校で済ませるべきだと述べ、宿題は無くすべきだという考えを示した。>

しかも現在の多くの学校では、週4日制だそうです。もっとも、これを週4.5日に戻すという方向性らしいですが・・・。


これだけ読むと、「おいおい、大丈夫か!?」という感じですが、実際のところどうなんでしょうか?


どうも裏にはそれなりの考え方があるようです。

明光義塾さんのサイトによると、フランスの多くの小学校は週休2~3ですが、それでも日本の小学校にあたる6年間の総授業時間数と比較すると、フランスの方が約1000時間も多いのだそうです。また成績の評価も厳しく、義務教育でも落第することがあります。

そもそも、フランスでは「学校は勉強をする場所」という意識が強く、運動会や学芸会などもほとんど行われないというお国柄。そもそも、小学校では筆記が必要な宿題は法律で禁止されているそうですよ。

・明光義塾さんの「世界の学校」
↑いろいろな国の教育がわかって面白いので、ぜひ覗いてみてください。↑


さて、フランスがそもそも抱えている現状は、日本の事情と随分違うんですね。
このニュース記事の背景には、それなりの理由があるのかと推測します。


「子どもが台所で勉強するのって、けっこうイイんだぞ!」と思っている私からすると、宿題を無くすというのは異論がありますが、この記事だけじゃ大統領の真意がわかりませんね。もしかしたら、すっごいイイことを考えているのかも!?
タグ:宿題廃止
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