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ある小国の、大統領のスピーチ [悩みの種、解決策を考える]

人は反省する生き物ですが、同時に、すぐに忘れる生き物でもあります。

環境問題がわぁっと騒がれた時は、私も色々と注意したり行動を変えたりしますが、徐々に惰性に流されて、もとに戻ってしまう。これを何度か繰り返せば、少しはマシになるのでしょうか?それとも、やはり何も変わらないのでしょうか?


原発事故があり、やめるべきか続けるべきかという議論が巻き起こりましたが、この件については、恥ずかしながら私の中では結論が出せずにいます。

ただ、街を歩けば色々な所で電気が使われている。これって本当に必要なのか、と思いながらも、気にしなくていいほど消費電力は微量なのかも・・・と思ってみたり。

経済発展や経済拡大はやっぱり必要だし、それで食べたり、あるいは救われたりする人もいる。

という感じで、あっちへユラユラ~、こっちへゆらゆら~、な私ですが・・・。


いま話題になっているスピーチがあります。
これがまた、ガツンと来る内容なんです。


以前、このブログでもご紹介したリオ会議(Rio+20)での、ウルグアイ大統領のスピーチ。これを翻訳した方がいて、読んでみると本当にハッとさせられる内容でした。

出だしの部分を、転載させていただきます。


◆◆ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ: (訳:打村明)◆◆
会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。
息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

◆◆◆
続きは、また詳しくは下記をご覧下さい。写真や動画も見られます。
・リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)

このスピーチを読んで、私はまた揺ら揺らしています。

そしてこの先、私は少しはマシになるのでしょうか?
それとも、やはり何も変わらないのでしょうか?

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